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1 空気圧による予備検査(空気漏れ検査)乾式の場合 |
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この検査は、連結送水管の不具合の早期発見と不具合箇所からの水漏れによる水損を極力防止するために行うものです。
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(1) |
配管の耐圧検査は最上階に0.2MPaの空気圧を送り漏れの有無について検査いたします。 |
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(2) |
検査の結果、圧力低下(空気漏れ)が見られた場合は配管の異常が考えられるので以後の検査を中止し、建物管理者に報告いたします。 |
(3) |
不具合箇所の修理工事のお見積は、ご要望により後日提出いたします。 |
(4) |
圧力低下が見られない時は、耐水圧検査を実施いたします。 |
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2 耐水圧検査 |
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耐圧検査は、連結送水管の設計圧力・銘板記載表示圧力および測定条件をよく確認して行います。
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(1) |
連結送水管内にはゴミ等が入っている可能性があるため、そのまま耐水圧検査を行うとゴミがつまり圧力測定器が損傷したり、正確な検査ができなくなる恐れがあります。耐水圧検査の前に低水圧(0.1MPa以下)による水清掃を行います。
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(2) |
配管耐圧試験は、送水口から水圧試験装置により設計圧力・銘板記載表示圧力で送水します。
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(3) |
送水機能試験(放水検査)は、検査装置の水タンク圧力が設計圧力または銘板記載圧力になったことを確認して検査装置の放水バルブを開きます。次に屋上の圧力測定器の放水バルブを一気に開き、ノズル圧力を測定し、流量(放水量)を計算して測定します。
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